「きららと私」おしゃべり交流会 



きららの会は交流を第一に活動しています。
2018年もみなさんのニーズと定番企画でいろんな活動ができました。
新メンバーさんも増え、活動の輪を広げています。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
今回は「きららと私」をテーマにおしゃべり交流会です。
9月に神戸で開催された視覚障害リハビリテーション研究発表大会できららの活動報告を行いました。
参加者アンケートに寄せられたコメントを入れての報告でした。
それらの思いはきららによって産み出されたものです。
コメントを寄せていただいたみなさん、ありがとうございました。
午前の交流会ではきららに参加するきっかけや参加しての気持ちの変化を聞くことができました。
参加するまではひとりで不安だったけど、同じ悩みをもつ仲間との共感で前向きになれたことや仲間と一緒だからこそできるようになったことなど、「きららにつながって今の自分がある」という皆さんの思いを共有できました。
忘年会では各テーブル毎、盛り上がっていてあっという間でした。一日を通じて和やかな時間となりました。
会場のセッティング、お弁当の手配、後片付けなど、ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。
終日のサポート、スタッフさん、ご家族、ガイドさんありがとうございました。

日時:2018年12月9日(日曜)9時30分〜15時
交流会 10時〜12時30分
忘年会 13時〜15時(予定)
会場:長岡京市中央生涯学習センター
長岡京市神足2丁目3−1 バンビオ館内(JR長岡京駅前)
参加者 24名(きらら17名 サポーターさん・ガイドさん7名)

★参加者の声



★きららと私――思いをつないで


初参加の方、久しぶりに参加された方、常連参加の方、晴眼者、ガイドさんとさまざまな立場のみなさんの参加がありました。
10年以上前からきららに参加している二人をメインスピーカーとして迎え、きららへの思いを共有する交流会となりました。
メインスピーカーが話すキーワードに参加者がコメントするという初めての試みでしたが、みなさんのきららへの思いを聞くことができました。
きららに参加するまでの孤立した気持ちから参加して前向きになっていく気持ちの変化、
久々に参加してもみんなが暖かく受け止めてくれる安心感、
きららのみんなとなら一緒にできるという前向きさなど、さまざまな思いが共有できました。
また、一人歩きの際の声のかけられ方や安全に移動するために工夫していること、サポートする立場からの思いについて意見交換しました。
当事者とサポートする方、双方向から思いが聞けたのは貴重だったのではないでしょうか。
忘年会は、各テーブル毎、話が盛り上がっていてにぎやかでした。
来年はどんな一年にしたいのかも話し、和やかな忘年会でした。
○○賞を受賞されたみなさん、おめでとうございます。
みなさんのご協力により、スムーズに進行ができました。
お弁当の準備、会場セッティング、誘導など、当日サポートいただいたみなさん、ガイドさん、ありがとうございました。
また、きららアンケートにご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。
「初めての参加で不安だったけど、参加して良かった、これからも参加したい」という嬉しい感想がありました。
「きららにつながって、……できた」という前向きで素直な気持ちを大切に、来年もこれからも気楽にやっていきましょう。

★とにかくつながれば何かがつかめる、それがきららだ!


仕事の都合もあり、2018年はきららにほとんど参加出来てなかったので再会できたということが個人的には大きかったです。
日々の生活の中で、周りに晴眼者が多い中で良い意味で「視覚障がい者」であることを再認識する時間でもあるのかなぁって感じています。
どんな形であれ、参加者に声を出してもらうことはとても良いことだと思っています。
継続的にきちんと運営されているスタッフの方々に頭が下がる想いです。
交流会等に入った際、ブロックごとのテーブルにグループ名等(AやB、1や2など)の大きめの札があれば弱視同士でもスムーズに着席できるかも?
参加する仲間どうしで主体的に工夫できるのもいいですね。
意外と嫌いじゃない「ネガティブ交流会」
いろんな立場の人がいる中で、これまでこんな悔しい想いをしてきたなど話をするのは、すっきり?する感じがしました。
だからと言って披露する話があるのかは謎ですが(苦笑)。
とにかく、同世代・少し上世代・男女それぞれ似たような境遇の人たちと知り合えたのが良かった。
交流会があったり、イベントがあったり、メーリングリストがあったり、再会があったり、出会いがあったり、そこに参加すれば何かがあるだろうという「もの」は大きいと思います。
これからもよろしくお願いします。

★テーマトーク「歩行時の声掛け、ファッションとの関係」になるほど


一人歩きの際の当事者の工夫と健常者の立場の心理や考え方を共有できたことが良かったです。
スポーツの企画なんかもあれば嬉しいな。

★きららとの出会い


それは今の私につながっている
いつもですが、悩んでいること、つらいことが、自分だけではないということがわかるし、
今回は、みなさんの、きららに出会ってよかったことを聴くことができ、
みなさんが前向きにがんばっていることがわかり、刺激をうけました。
久しぶりにお会いできた人とテーブルが違い、ゆっくりお話ができなかったことが残念でした。
去年やったネガティブ交流会、つらいことや、むかつくことを話し合うのがすごくおもしろかったので、またやりたいです。
今、私がたくさんの趣味をもち、それを誰かに語れていることは、きららにつながることができたからです。
とにかく友達を作り、同じ楽しみや悩みを語り合うことの大切さがわかったことは、きららに出会えたからです。

★伝えたいこと、それはいつも居心地がいいきらら


久々にお会いする方もおられ、大変嬉しく思いました。
また、初参加の方に、お会いできたことも嬉しかったです。
自分ときららとの出会いを振り返ることができ、またより一層きららへの思いが芽生えました。
私の話が少しでも、参加された皆さんの心の中に留まっていただけたら、どんなに嬉しいことかと思います。
今回と同様の企画を、メインスピーカーを替えて、また実施していただければ嬉しく思います。
いつ参加しても、きららは、いつも居心地の良い場所です。
また今後とも、宜しくお願いいたします。

★きららと私、またやりたい!


皆さんのきららに参加しての思いや入ってからの気持ちの変化などもお聞きすることができ、とても良い交流会だったと思います。
私自身もきららに入って6年目になりますが、入った時の私と今の私を振り返ることができ、よかったです。
人見知りだった私がいろんな人と交流が持てるようになったのもきららのおかげです。
交流会では、私に意見を聞かれた時、自分の気持ちをうまく表現できなかったところもありましたが、
初参加者のひとにも感じるものがあったようで、これもよかったと思いました。
ランチ忘年会もお弁当の手配からお菓子や飲み物まで、細かい気配りをしていただき、おいしく食べることができました。
当日のサポートスタッフさん、晴眼者の方やガイドさんにもお世話になりました。
ありがとうございました。
また、時々、きららと私みたいな交流会もできたらいいなぁと思います。
きららに参加し、同世代のいろいろな環境の人と交流する機会ができ、とてもよかったです。
いろいろな立場の人とお話しができるので、楽しいです。
自分1人ならしないことにも挑戦ができ、視野も広がったように思います。
以前よりイベントの回数も増えて、集まる機会も増えました。
スタッフの皆さんは、企画も大変だろうと思います。
私たちに集まれる場所を作っていただき、ありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。

★常連組ができること


はじめの一歩を支えたい
「きららと私」ではよく知っているメンバーさんからも、改めてきららとのつながりを聞くことができよかったです。
会の運営も紆余曲折があって、今がある有難さに感謝しています。
安全に歩行する工夫については、知っている道でも声をかけてくれた人の厚意に感謝して案内を断らなかったり、サポートする立場から見て声をかけやすい服装があることなど、
当事者とサポート側の両方の思いが聞けてとても為になりました。
海遊館や京都迎賓館など、館内の音声ガイドが借りられる観光スポットをみんなで見学してみたいです。
初参加の方から怪しげな会だったらどうしようか心配だったけれど、参加してよかったというご意見がありました。
みんな、最初の一歩を踏み出すのはドキドキ、不安ですよね。
私たち常連組から積極的に声をかけて、心から楽しんでいる姿を見てもらうことできららの輪が広がっていく気がします。
私自身、きららとの距離感が徐々に縮まっていって、今では参加できる日が待ち遠しくてたまりません。
これからもきららをよろしくお願いします。

★自分事きららの実践――ふりかえる17年


「きららと私」というテーマで、皆さんの思いを共有でき、また一つ心に残る時間になりました。
今、こうやって自分事きららを毎月実践できているのも、一つ一つの出会いが重なって、それが輪になって生まれた力あってこそです。
スタッフとして皆さんの前に出る人、フロアにいてもスタッフを縁の下から支える人、
当日のナイスコメントやきらららしいテーマを投げてくれるみんな、全部があったかい居場所につながっています。
私が話すことなど、いつかただの昔話で、今のきららはもっと輝いている、そんなきららになっていってほしいです。
20代、30代のゆるやかなつながりを、40代のおせっかいな奴らがそっと支えながら歩いていく、きっとそんな感じになるんでしょうね。
皆さんが感じているあったかい、それをどうかつないでいってください。
私も残りの1年、大切に過ごしたいと思います。
そして、いずれきららになる10代の人達、学校で孤立している人たちもいます。
私は、そんなもっと若いプレきららを縁の下で支えるようなこともやっていきたいと考えています。
そんな若い人達の姿から、かつての自分を思い出しています。
親友がいても心のどこかでやっぱり一人ぼっちだったことを。
何ができるかわかりませんが、これまで連携して頂いた横のつながりも大切にしながら、
これからもその方のタイミングを大切にし、寄り添っていきたいと思います。
私はまだまだ新たな野望を持って動いています。
きららが私の活動の原点でもあり、未来につながるものでもあります。
月1回神戸ビジョンパークへきららの会として相談対応に行っています。
パークのスタッフとも心躍るやりとりをしながら、いつも挑戦、分かち合い、ボーダーレスでやってます。
そんなボーダーレスな話、またいつかどこかで。