まるごとストレスケア企画

今回のまるごとストレスケア企画は京視協青年部さん主催、きらら共催での企画です。
午前は全盲の精神科医である守田稔氏によるストレスケア講演と、ストレスをテーマにしたグループセッションをしました。
講演では、ストレスについての一般的な概念から、ストレスの原因とそれによる状況を分けて考えること、
受け止め方の違いで、ストレスになったりならなかったりという事例、
認知行動療法についてわかりやすい説明を頂きました。
ストレスとどうつきあうかは人それぞれです。
自動思考を意識的に主導にすることや、自分の認知の特性を知ることで、感情をコントロールできないかなど
いくつかの心に残るキーワードを
事例を用いてお話頂きました。
後半は4グループに分かれて、自己のストレスについて客観的に知る時間を持ちました。
この2週間でストレスを感じたこと、その時感じた心模様をずばり1語にし、
ストレスからの感情を言葉にしてみました。
私のお気に入りのストレス発散法を出し合い、そのすべてを全体共有し、その中から
「やったことはないけれど、やってみたいストレス発散法とその理由を一人ずつ宣言しました。
グループ内での発言はさえぎらずに聴く、聴いてもらえる体験をルールに入れました。
時間を意識して発言することも体験できました。
たくさんの思いが出ていて、はじめてどうしでもわきあいあいとした交流ができました。

午後はストレスケアの実践です。
落喜の会落語研究会の4名の皆様による落語会です。
落語の演目の前に、視覚障害あるあるネタがあったり、わかりやすい設定で個性豊かな落語を楽しみました。
落語は幅広い年齢で楽しめて、和室全体で盛り上がりました。
午前午後、まるごと1日ストレスケア、受け身だけでなく主体的に参加し、ラストは演者と観客が一つになってストレス発散を体験できた1日でした。

日時6月18日
参加者 ストレスケア講演きらら26名(きらら18名)落語会32名(プラス ガイドさん)

★参加者の声

★自分の思いを出せる交流が楽しくて

仕事などでストレスがたまっているので、少しでもストレス改善につながればいいかと思い、参加しました。
他の参加者のストレス解消法などが聞けて、参考になりました。
また、自分は医療機関に勤めているので、守田先生の話の中で、患者さんへの診察の仕方が聞けて
勉強になりました。
関心の高いテーマだけに参加者も多く、他のグループの話し声が大きくて、
同じグループの人の話が聞き取れないほどでした。
きららと出会って、外出することが楽しくなりました、
参加すれば、いろんな出会いもあるし、好奇心を旺盛になります。
思いを出せる、ディスカッションできる企画がいいですね。
去年、大阪で企画された「あるあるな出来事)などが、テーマとしてはいいと思います。
これからもよろしくお願いします。

★まるごとストレスとケアの両方を体験

プレッシャーだった発表も無事終わり、午後からの落語では大笑いして、とても盛沢山の一日でした。
午前は自身の講演でストレスを体感、
午後は知人の落語発表で笑ってストレス発散、まさにケアを体感しました。
久しぶりにお会いできた方や、初めてお会いできた方とおしゃべりできました。
思っていた以上に上手な落語を聞けたことも良かったです。
ここ最近参加した3回のイベントがたまたま京都が続いたので、
これまであまり知らなかった京都に出かける機会が増え、京都の方ともたくさん知り合うことができました。
また、落語会ができると良いですね。

★ストレス企画、定番企画のニーズを感じて

昨年、守田さんのストレスケアの話を聞きましたが、例を出しての話でとてもわかりやすかったので、きららで企画したいと考えました。
自分の勉強のためにも参加しました。
ストレスがどんなときにたまるのかを知ることができ、ストレスをためないようにする工夫が必要と再認識しました。
グループに分かれてのテーマ毎の交流は参加者の人柄がでていて良かったです。
落語は気楽に聞けて面白かったです。
1時間半という時間設定もちょうど良かったです。
ランチ会は個室でできたので、参加者同士の交流ができ良かったです。
短い時間でしたが、きららだけの交流の場が設定できて良かったです。
きららに参加するようになったことで、同世代の友達ができました。
楽しいこと、嬉しいことだけでなく、悩みや辛いことを共感できるのは貴重です。
ストレスケアの話をもう少し聞きたかったです。
ストレスケアのニーズの高さを感じました。
子育て会、スマフォ、カラー講座、仕事サロンと同様に、恒例企画にできればと思います。

★ストレスケア、自分の思考のくせに気付くことから

ストレス社会となっている今日、どのように対処すれば良いか興味があったので参加しました。
講師のお話がとても分かりやすかったです。
穏和で柔和なお人柄がよく伝わりました。
また、自分の考え方の癖を知ることで、ストレスを不要に溜めない修練が必要だと知ることができました。
グループ別のセッションも良かったです。
質疑応答の時間を少し持っていただければ、尚良かったかと思います。
講師のおっしゃっていた「ほにゃらら」に入るワードが何だったのか非常に気になりました。
十分企画に生かされていますが、食べる・しゃべる・出かける・カラオケに行く(大声を出す)・スポーツする・料理するなど、ストレス解消につながるイベントを企画できたらと思います。
きららを知るまで視覚障害当事者の会や団体に参加することがほとんどありませんでした。
同じ障害の同世代の仲間と交流できるのは貴重です。
楽しみや喜び・悩みや苦しみなどを共感し合える場があるのは素敵なことですね。

★ストレス発散だけじゃない、今後につながるものを胸に

最近ストレスを感じることが増えたので、ストレスについて学び、落語で笑い、
多少なりとも気持ちが晴れたらなぁと思い参加しました。
守田先生のお話でいろいろ学ぶことができ、参加者さんのストレス解消法なども教えてもらいました。
また落語で大笑いし、この一瞬だけでなく、今後につながるものを得られたことがよかったと思います。
誘った友人の中には、鬱で仕事を休職中の方もいて、
その友人にも何か感じてもらえたのでは!とも思っています。
守田先生のお話を、もう少し聞いていたかったです。
まるごとストレスケア企画を、第2弾、第3弾と、続けていただきたいです。
きららにつながったことで、いろいろな方とのご縁をいただき、イベントに参加させていただくことで
楽しみながら新たな発見や学びがあります。
いろんなことを経験させてもらい、人とかかわることや単独歩行の勇気をもらい、
きららのおかげで少し成長できたのでは!と感じています。

★ランチから参加 落語おもしろかった

落語が面白そうだったので参加させて頂きました。
全ての落語とても面白かったです。
沢山笑って良いストレス解消になりました。
演者さん、企画して下さったスタッフさんありがとうございました。
きららに参加して、視覚障害関連のイベントや、色々情報がいただけるので良かったです。
カラー講座やお出かけ企画も楽しみにしています。

★仕事に活かせるヒントをもらって

守田先生のストレス解消法の話をきいて、
自分の日々の鍼灸治療にヒントが頂けると思い参加しました。
現在感じている体の症状がストレスによるものか、身体的な問題があるために起こっているのか。
その見分け方と、患者さんに対する問診を行う時の参考になりました。
守田先生との質問会がもう少し時間が欲しかったです。
スマートホンをもってカラオケにいき、ストレス発散をしてみたいと思いました。

★ストレスについての興味から

ストレスケアに興味があったことと、守田先生のお話を聴きたくて参加しました。
ストレスをシンプルに理解することができ、ストレスというものをなんとなくとらえていたことに気づきました。
ストレスとストレッサーの区別ができたことが大きいです。
今後、運動(スポーツやストレッチ)、料理などに関する講座ができるといいですね。
京都の魅力を探すツアー(五感を使って名所の魅力を見いだす!)最終的にはそれをまとめて、
全国の仲間が京都を訪れたときに参考にしてもらえたらいいですよね。
視力が弱くても楽しめる方法を共有できればいいですね。
次回も楽しみにしています。よろしくお願いします。

★講座、グループ、落語トータルでストレスケア

日々、職場での人間関係や仕事上でのトラブルが積み上がり、それによりストレスがたまっていました。
自分なりにストレスを発散する場面を探していましたがうまく見つけることができなかったので参加しました。
講座ではストレスとストレッサーの違いについて学びました。
グループセッションでは自分では思いつかなかったストレス発散法を知ることができました。
例えば、「iPhoneのナビアプリの通りに歩かず、iPhoneを困らせる」など。
人を困らせることはできないけれど、iPhoneが相手ならできるので、良いストレス発散になるかもしれないと思いました。
講座の資料があればふりかえれて良かったかも。
また、グループでの話し合いの時間がもっとたくさんあったらいいなと思いました。
1日を通して、ストレスをため込まずに日々を過ごせるようなヒントに一歩近づけたかなと思いました。
きららは今回の企画やカラーコーディネート講座など、普段なかなかお目にかかれない内容の企画が充実していて有意義だと思います。

★ストレスケアも落語もアンコールを!

守田先生のストレスケアのお話を聞いてみたいと思い参加しました。
日常生活の中で参考にできればと思いました。
自分が何をストレスと思い、その解決法、解消法をどのように考えているかを理解できました。
講師の守田さんにもわかりやすく説明していただきました。
みなさんのストレス解消法もユニークなものもあり、自分が考え付かないものがありました。
これからは、みなさんのストレス解消法も参考に発想の転換をしてストレスをためないようにしたいと思います。
落語は4人の方にたっぷり笑いを提供していただきました。
楽しかったです。
1日いろんな話が聞けて、参加できてよかったです。
ストレスケアはもう少し時間があってもいいかなと感じました。
また、ストレスケアも落語も聞けたらいいなぁと思います。
定番の企画だけでなく、新たな企画がいろいろとあって、いつも楽しむことができています。
自分だけではやらないこともできて、視野が広がりました。
きららにつながったことで、普段話せない人ともお話ができて、友達も増えました。
今までは年上の方と関わることが多かったので、同年代の人と交流ができてとてもよかったです。

★仲間の一人として、スタッフとして、あるがままの自分でつくるきららの時間

ストレスケアを軸に、午前講演、午後落語を企画し、トータルでストレスケアについて考え実践しました。
座学を受け、参加者主体のグループセッションを入れ、ストレスへの思いを出せる時間を持ちました。
笑いを通して、ストレス発散する体験の有効性を認知できました。
興味の高いテーマだけに、講座のみ、落語のみでもニーズがあることがわかりました。
まるごと1日参加によって、満足度も高かったようです。
きららでのランチタイムは短かったものの、それでもきららだけでの時間を持つことは有効でした。
ストレスケアは関心が高いので、毎年何らかの形で恒例企画にしても良いと感じました。
ぶっちゃけおしゃべり交流会と併せて検討しても良いかもしれませんね。
毎回のテーマごとに、企画ごとに、きららという居場所について考えさせられます。
それは、テーマごとに集まる顔が異なり、求める場所の多様さを感じるからです。
スタッフとしてだけでなく、一参加者としてのコメントをはさむことで、作るきらら、
参加するきららの楽しさを自らをもって伝える必要があると感じています。
笑いによるストレスへの効果は緊張と緩和にあります。
しっかり聴く緊張と、はき出し抜きする緩和、スタッフとしてメンバーの一人として、
いつもあるがままにまるごとストレスケアのつもりできららのトライを重ねていきたいです。