ハラール料理体験食事会 in 嵐山



開催日:2017年4月29日(土・祝)
参加者 28名(きららメンバーときららサポーター16名 プラス ガイドさん ご家族)

スケジュール
10時20分 嵐電四条大宮駅集合→ 10時30分 嵐電四条大宮駅発→ 10時52分 嵐電嵐山駅着→ 11時 良亙本店着→11時10分 ハラール料理についてのお話&体験食事会→13時30分 解散(予定)

場所:良亙本店
費用:1500円(料理代・同伴者同額)

今回は、ハラール料理についての講座と食事会を企画しました。
ハラールという言葉を知らなかったメンバーも多かったと思います。
実際にまだまだハラール認証を持つ和食のお店は少ないので、
ぜひ、いち早く知って、食べてもらいたいと思って企画しました。
〈ノンポーク・ノンアルコール〉が基本のハラール料理。イスラム教徒の皆さんが食べているものです。
なぜ和食でハラール料理が難しいかと言うと、発酵過程でアルコールが作られる調味料が使えないからです。
ですから、ハラール料理では味噌や醤油・みりん・料理酒などは使用NGです。
だから、この条件で和食はかなり難しいって分かりますよね?
他にも調理道具や取り扱う食品についても細かいルールがあります。
ハラール料理は食品の流通も明らかですし、とても安全なヘルシー食です。
 また、実際にお店で働くウィンダさんにお話を聞いたり、髪を隠すためのヒジャブを触らせていただいたりと貴重な体験ができました。
オリンピック開催に向けて、食のバリアフリーを考える良い機会になったのではと感じています。
総勢28名、皆さんが、1日安全に過ごすことができました。
ガイドさん、サポーターさん、ご家族、お店のスタッフの皆様の温かいお気持ちに支えられたひとときでした。
テレマカシ(インドネシア語でありがとう)!

参加者の声



★嵐山満喫 次回も期待

ハラール料理やイスラム教の文化について学べて良かったです。
そして、解散後はお天気が回復し、竹林の道や天龍寺にも行くことができ、嵐山を満喫しました。
次回は、嵐山以外にも、皆さんと様々な観光地に行ってみたいです。
私は今まで視覚障害の方々と関わる機会があまりなかったのですが、
きららの会に出会って、皆さんと不安を分かち合えたり、
皆さんが日々の生活の中で工夫されていることなどを知ることができます。
今回は多数の参加があり、初めてご一緒する方もあり、全員とはお話することができませんでしたが、
また、きららで皆さんと交流できればうれしいです。

★きららの輪のひろがりに感動

ハラール料理を食べてみたいと思ったので家族で参加させてもらいました
今回も同じ視覚に悩みをもつ仲間と楽しめる機会となりました。
僕はきららの昔からのメンバーですが、活動が盛んになることで、
きららの輪が増えていることがすばらしいと思いました、
また新しいメニューの企画があれば、次回も是非参加したいです。

★嵐山企画に初参加 珍しいハラール料理体験に魅かれて

きららで過去に何度か開催されている嵐山での企画、今回初参加しました。
ハラール料理という、普段なかなかおめにかかることのない料理を学び、食べることができる、
心魅かれての参加です。
ハラール料理の本質を学ぶことができたことはもちろん、とにかく食事がおいしかったです。
また、お肉を使っていないのに、まるで普通に肉料理として食べられたことに感動しました。
精進料理の奥深さに驚きました。
古いきららメンバーと久しぶりに再会することができ、良かったです。
食べることは大好きです。
今回、料理の成り立ちを拝聴できたことで、作る楽しさにも気持ちが向いてしまいました。
きららでも、ひさしぶりに料理する体験ができる機会があると嬉しいです。
仲間同士、交流することで、自分にも刺激を与えることができています。
特に、仕事のことなどを同職種の仲間と相談したり共有できるのはプラスになります。
いろんな企画がありますが、皆さんとおしゃべりできる時間が嬉しいですね。

★ハラール料理初体験 私にとってのきららは…

ハラール料理を食べたことがなかったので、どんなお料理かたべてみたいなと思い、参加しました。
お料理の説明がわかりやすく、おいしかったです。
いろんな人と交流できて和気藹々と楽しかったです。
解散後は、ゆっくり嵐山を友達と散策できました。
良亙さんは、お食事もおいしいので、また、嵐山の企画があればうれしいです。
きららと出会って、私は同世代の友人ができ、いろんな人と交流できるようになりました。
今まで、1人ではやれなかったこと、知らなかったことも多く、
見えなくても楽しめることがわかり、視野が広がりました。
例えば、カラー講座では、色が見えないと服選びが難しかったけれど、
自分の似合う色を知ることで、色に興味が持てるようになり、楽しくなりました。
スマホ交流会では、アイフォンのことを教えてもらい、自分でも使えるようになり、
生活が便利になりました。
おでかけイベントでは今まで行ったことがないところにも出かけました。
いつも、きららでなら、きららだからこその、楽しさがありました。
いろんな企画があるので、毎回楽しみです。
きららに入り私にとって得るものは大きかったと思います。
これもスタッフのみなさんのおかげです。
ありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。

★行きたかった嵐山

ハラール料理という普段食べない料理を食べてみたかったのと、嵐山にほとんど行ったことがなく興味があったので参加しました。
ハラール料理について勉強になりました。
お酒、お醤油を使わなくても、和食が食べれるのだと感心しました。
また嵐山観光もでき良かったです。
次回、また、京都観光や甘味巡りなどがあれば嬉しいです。
それまで視覚障害の団体に入っておらず、同じ障害を持った方との交流がなかったのですが、
きららで知り合うことが出来ました。
普段の生活の工夫や元気をもらいました。
楽しい企画をありがとうございました。

★嵐山満喫と交流の拡がり

嵐山に久々に食べ歩き等を含めて行ってみたかったので参加させて頂きました。
イスラム教の方々の食事を詳しく知ることができました。
久々参加の会員さんや、これまで話したことのなかった方々とも知り合いになれました。
散策もでき、充実した1日でした。
家族、職場で視覚障害の人がいないので、
きららで同年代の人たちと知り合いになれてよかったです。
メイク講座、味覚狩り、ミスタードーナツなどの工場見学なども、企画してもらえたら嬉しいです。
ありがとうございました。

★一人では行けないところも体験したい

メーリングリストで見て、おもしろそう!と思い、お友達と参加しました。
イスラムの人たちのことが少しわかり、料理がおいしくて良かったです。
解散後、散策のプランの提案があると良かったかなと思いました。
きららに参加して、いろいろな人と知り合えて世界が広がりました。
一人で行けないような食事や最新機器の情報交換などの企画は嬉しいですね。

★超楽しかった嵐山企画!次回も参加したい

一言で言って、この企画むちゃくちゃ楽しかったです。
参加できなかった会員さん、残念。
ハラール料理について勉強をした後、実際に昼食で豚肉・お酒を一切使わないハラール料理を食べました。 
食べた後は、スタッフのお勧めの“どらサァヤ(「生八ツ橋」をそのまま包み込んだ、どら焼きタイプのお菓子)”、季節限定の桜味と、ニッキ入りのものがセットになった10個入りを買いました。
おなかも、いっぱいのところ、雨宿りしながらお土産をじっくり見て回りました。
すると、ほどなく雷雨も晴れ、初嵐山の参加者がおられたので、散策に行きました。
これが思っていた以上に歩きました。
ハラール料理については、オリンピックの開催が決まって以来、
テレビの報道番組などで耳にすることがありました。
実際に使ってはいけない食材は豚とお酒。
料理酒も使ってはいけないのです。
調理器具についても厳格に管理されています
一度でも使ってはいけない食材を調理すると、その器具を使うことはできなくなります。
お酒は、飲むことで、人を変えてしまうから使ってはいけないのです。
豚については宗教上的な深い意味があるそうです。
ハラール料理を作るために、いろいろと現地の方やイスラム教の人に聞いて工夫をした話を聞きました。
和食につかう味噌・醤油などにはアルコールが入っているためそのまま使うことはできないので、
砂糖を使ったりして和食の甘味を出しておられるそうです。
イスラム教の人たちの風土などの話もありました。
イスラム教の人は成人女性になると外出時に、髪の毛を隠すためにヒジャブという布のフードをかぶるそうです。
実際にヒジャブを触らせていただきました。
インドネシアから来られたスタッフの女性の方は大変かわいい方で、彼女からもヒジャブの話を聴きました。
講義の後、実際にハラール料理を食しました。
 豆腐がでてきて、だしが、ついていました。
このだしに豆腐をつけて食べてみました。
すごく甘みのあるだしで、しつこい 甘さではなかったです。
コロッケも肉を使わずに作ってあり、
鳥の解体方法もイスラム教のハラール料理で使うためには厳しいルールがあります。
からあげもスパイシーで、いつも食べているのとは、肉質が違っていて、おいしかったです。 
ハラール料理のためのルールに従って材料が集められているので、使用しておられる材料は
本物の味がしておいしかったです。
是非皆様も行ってみてください。
健康になれる感じがしました。
その後、おみやげやさんに移動して、試食をいくつかしました。
わさび入りの、やつはしが、ありました。
食べた後も、わさびの味が、口の中で、すこしいはりました。不思議な感じがしました。 
ちょうど、おみあげを買っているときに、雨が降っていて、私も、ガイドさんも雨具を持っていなかったので雨宿りをしていました。
スマホの雨雲レーダでは後20分ぐらいでやむというメッセージがでていると
ガイドさんに教えてもらいました。
ボイスオーバーでは 読み上げないですね。
すごい世の中ですね。
手元で雨のやむ時間と、雨雲を見ることができるのですものね。
私は、ほんまは、ここで解散のつもりでしたが、
お友達から散策に行くという話を聞き、私の予定も急遽一八〇度変更して、皆さんと散策について行きました。
行って良かったです。
散策に出かけて、外に出ると、先降っていた雨も上がり、次第に青空も広がってきて天気も最高。
まず、竹林の方へ目指して歩き始めました。
ヒジャブをしている人が、数人歩いているとガイドさんが、教えてくれはりました。
竹林につき、竹林のトンネルをくぐり、空気も澄んで、気持ちよかったです。
縁結びの神様がいはる、野宮神社に参拝に行きました。
 http://www.nonomiya.com/
参拝をした後、おきまりの、おみくじをひきました。
なななんと、大吉をひきました。 良縁。 相合い傘ができる。
この神社には、ハート型の、絵馬もありました。
ちょこっと、ガイドヘルパーの方に、絵馬に書いてあるものを読んでもらいました。 
その後、近くの世界遺産である天龍寺に行きました。
http://www.tenryuji.com/precincts/index.html
みんなで、お庭を散策しました。
ここの庭は、すごく広いです。
階段がたくさんあり、初めは上り、それも高さも間隔もばらばら。
登り切って、今度は下り。 これも大変。 結構な運動になりました。 
下るときには、京都市内が一望できるとガイドさんが、説明をしてくれはりました。
私も、このとき、すごく前が、開けた感じがして、良い気を感じました。
しだれ桜、ツツジ、しゃくやく、ぼたんなどが咲いていました。 
触れるものは、手に触れさせてもらいました。 
数十年前に、参拝したことが、あったんですが、ここまで、きちんと庭園を歩いたことはなかったです。 
この庭を回るのに40分くらい掛かりました。 
散策の間も、皆さん、口が止まっている時間はありませんでした。
そうそう、この一日で、三つの宗教を巡りました。
日本だから許されますね。
今回計画と、当日の案内をしてくださったスタッフさん、ありがとうございました。
今回参加できなかった会員さん、嵐山企画は楽しいですよ。
皆様も、次回、このような企画が、あったら、ぜひ参加してください。
今後とも、よろしくお願いします。

★きららをきっかけに行動範囲もひろがって

なかなか食べる機会がない、ハラール料理を食べてみたかったことと、
きららメンバーの人たちと交流したく、参加しました。
お料理もおいしく、久しぶりにあう人たちとお話しができ、良かったです。
きららに参加することによって、外出するのが楽しくなり、自分の世界が広がりました。
 同世代の人たちと交流がもてて、また、きららを通して、いろんな情報が入るようになったので、
行動範囲が広がりました。
今回のような体験会みたいな企画もおもしろいし、食べ歩きツアーなんかの企画もいいと思います。
これからもどうかよろしくお願いします。

★楽しい企画と交流への期待

ハラール料理というものがあると、今回初めて知ったので、どのような料理かすごく興味があり、参加しました。
豚肉やアルコールを使用しなかったり、
調理するまでに間にかなり手間がかかっているんだということを知りました。
ハラール料理の話や、イスラムの話は、すごくわかりやすく、勉強になりました。
私はきららのおかげで、友達が増え、外に出ることが多くなりいろんなつながりができました。
これからもきららを通して、いろんな方と交流していきたいです。

★食のバリアフリーについて考える機会に

ハラール料理が、どんな食事なのか、参加するまではわかりませんでしたが、
お店の方が、わかりやすく説明してくださったので、知ることができました。
イスラム教徒の方々が食べている食事で、豚肉、お酒、ミリン、醤油、味噌が使われていません。
調理道具、食材にもルールはありますが、
それらの条件を満たして調理された和食です。
普段食べている料理には豚肉、お酒、ミリン、醤油などは当たり前に使われていますが、
それらが、なくても、コロッケや、から揚げがあり、おいしいハラール料理を食べることができました。
見える・見えないの間にあるバリアを、解消するためには、どうするのかということは、よく考えますが、
外国人観光客が増えるなか、今回は食のバリアフリーについて考えるいい機会になりました。
また、参加されていたみなさんと話をするなかで、おいしかった!プリン、やつはし、ドラサーヤなどの
スイーツを買ったよ!食べ歩きができたよ!などの声が多くあり、
「食べる」をテーマにした企画のニーズを感じました。
僕も含めて28名の参加者が安全で楽しく過ごせて良かったです。
安全で楽しく過ごすことができたのは、サポートしてくださったみなさんのご協力があったからです。
ありがとうございました。
ハラール料理を用意くださった、佃さん、ありがとうございました。
5月は28日に仕事サロン、6月は18日にストレスケアと落語です。
また、みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。

★私にできること、きららでトライ!

今回の企画コンセプトは、以下の3つです。
○ハラール料理について学び、実際に食べ、食のバリアフリーとはどういうものかを知る。
○国際化社会となっている今日、諸外国の人たちと交流する上でどのような問題が起こっているか、
特に「食の難民化」について考える機会を持つ。
○嵐山散策などを通して、メンバー同士のコミュニケーションを図ったり、個々に観光を楽しんでもらう。
当日は、にぎやかに座学と料理を楽しみ、
ハラール料理に対して、多くのメンバーが興味を抱いてくださったことに驚きました。
今後はランチの際の席割をくじ引きにしたりして、
よりひろがりのある交流の機械を提案していけたらと思います。
きららは、私にとって唯一、視覚障害者の仲間と集える大切な場所です。
私の持つ人脈やアイデアで、メンバーが新たな経験や楽しいと感じてくれる、そんな時間を作っていきたいです。
メンバーがこれまで知り合ったメンバーとより仲良く、そして新たな交流を育める場所、
そんなみんなのきららを育てていきたいです。
これからもどうかよろしくお願いします。