超ネガティブ交流会



きららの会は交流を第一に活動しています。
今年もメンバーのニーズとともに歩み、いろんな企画にトライできました。
参加者アンケートに寄せられたたくさんの思いはどれも、みんなの心に触れる体験、心を出せる体験につながっていました。
コメントを寄せて頂いた皆さん、ありがとうございました。
2017年をしめくくる交流は、思いきり吐き出す、愚痴ることをテーマに交流しました。
どうすれば問題が解決できるかとか、ものは考えようだとかなんてアドバイスも導きも一切無用。
それができるなら苦労もしないし、悩みもしませんよね。
誰が何を想ってもケセラセラと語り、ひたすら仲間の苦悩、もやもや、いらいらを傾聴しました。
想うままに話すこと、さえぎらずに聴いてもらえること、相手の言葉をひたすら受け止めて聴く体験でした。
これって、実は、なかなかない交流です。
相談する人は何か解決策を求めて人と出会います。相談を受ける人も何か光ある糸口を模索します。
でも、今回の交流は求めず、さぐらず、ただ出して受け止めるだけの時間です。
このレアな交流を体験した後には恒例のお楽しみ、交流会会場での忘年会です。
16マスの仕出し弁当、普通には食べません。
説明してもらうのが当たり前、とんでもないです。
一人が1マスずつ説明していきます。
自分の味覚、箸先の感覚、臭い、見えにくい中での予想など交えての情報共有です。
実際食べてみたら……、その通り! いやどうもちがうぞ!あれこれありましたが、そんなミラクルをまるごと楽しんだ1日でした。

●日時 12月3日 日曜日受け付け13時〜 
交流会 13時30分〜16時 
忘年会 16時20分〜18時(交流会終了後、同会場にて会費2000円程度)
●開場 カラフル大阪 JR福島駅(環状線)から徒歩5分
参加者 21名

参加者の声



★初参加きららオモロイぞ!


おもしろそうな企画、きららの会に初参加しました。
自分と同じように『見えにくい・見えない』を持った方々と会って話ができ良かったです。
今回の様にざっくりテーマを決め、集まり、話して、笑って、食べて、飲んでみたいな会が嬉しいです。
きららの企画、とにかく新鮮でした。
みんなで情報を共有しながらご飯を食べるとか、企画がおもしろく、なんだかんだ言って皆さん明るく楽しそうだった印象です。
また、参加したいです。

★きらら効果、仲間の声にヒット賞を!


今回の企画コンセプトはずばり「聞いてもらえる安心感と聞く大切さを実感する」でした。
ネガティブに話すということでしたが、見えない仲間同士だからこその共感と一体感がありました。
みんな3分と平等に話せたのは良かったと思います。
全体交流だけでなく、フリータイムも作れて良かったです。
同じ会場での忘年会で移動のストレスがなかったのも良かったです。
コメント賞ができて、いつもとは違う雰囲気となりました。
受賞者3人のコメントを通じて、1年の最後にきらららしい企画となりました。
参加者からのヒットコメントに○○賞出すのっていいですね。
できる、できないに関わらず、自分の日々の思いを気軽に話すことの大切さを感じました。
きららの時間は、見えない仲間同士だからこその共感と一体感があり、前向きな気持ちを引き出していると思います。
「きららがあって今の私がある」、「きららに行くことを楽しみにがんばった」、「諦めていたおしゃれの楽しみ方がわかった」、「きららに行くために単独歩行にチャレンジした」など、きらら効果を実感しました。
見えにくくなることでできなくなることもありますが、工夫と支援依頼でできるようになることがあることを共有したいです。
自分自身も仲間から力を得て、活動していきたいと思います。

★聴いてもらえることの尊さ


普段の交流会とは趣向が違い、それぞれの方が日ごろ抱えているさまざまなネガティブ思考をさえぎらずに傾聴しました。
聴いてもらえるということの尊さを再認識できました。
きららにつながって、一人で悩んでいたことが自分だけではないとわかり、勇気がもてるようになりました。
一歩前へ出るきっかけとなりました。
まだカラー診断を受けてないので、ぜひまた企画してもらいたいです。

★きらら歴15年、想えばきららは私の居場所


就職活動中ですので、視覚障害の方が色々な仕事をされて、それぞれの目の状態で抱えている悩みと、来年の目標を伺えて勉強になりました。
アロマテラピーの勉強をされている方の交流会が実現したらいいなと思います。
きららの会がいつも積極的に活動している事が、私の救いです。
20代の時はきららの先輩方から、社会との関わりや仕事の楽しさを教えていただいて、世界が広がりました。
30代は学校や仕事で参加できなかったのですが、MLでつながっていましたので、皆様の頑張っている姿に勇気をいただいていました。
たまに参加した時も温かく接していただいて、きららが自分の居場所だと思えて嬉しかったです。
スタッフの皆様のご尽力に、心から感謝しています。
いつもありがとうございます。

★きららLOVE12年、スタッフとしてメンバーとして


これまでお会いしたことのないメンバーさんに、数多く出会えてとてもよかったと感じています。
来年は、カラオケ大会、マッサージ交流会、お出かけツアーのいずれか一つでも、企画に携わることができたらと思っています。
きららに参加させてもらって、12年になりますが、プラスのことばかりでありがたく思っています。
特に、職業としてのマッサージのことを、皆さんから沢山教えていただけたことで、現在の自分がありますので、感謝しかありません。

★びっくり、私って皆勤賞!


今年最後のきららのイベントだということで、いろんな方と交流したくて参加しました。
最初はネガティブな話だったけれど、来年の抱負など、いろんな話ができて、良い交流会でした。
みなさんのネガティブな話を聞く中で、自分の悩みは小さいなぁと思い、気持ちを切り替えて頑張ろうと思えました。
フリータイムもあり、忘年会も盛り上がって、いろんな方と話せて、楽しかったです。
忘年会でのお弁当を1人ずつ、説明していくのはおもしろいなぁと思いました。
普段、説明してもらうことが多いけれど、みんなで、あれこれ言いながら何を食べるかあてるのはよかったです。
自分自身では、自分が参加したいなぁと思って参加していて、気が付いたら皆勤賞になってました。
びっくりしましたが、賞をいただけてうれしかったです。
きららに参加したことで、以前より外に出るようになり、他のイベントにも参加できるようになりました。
いろいろな人と話をするなかで、以前より物事を前向きに考えられるようになりました。
ひとりではやらなかったことも挑戦できるようになりました。
今後も参加者のみなさんで話せる時間が多いイベントがうれしいです。

★私だけじゃない、ネガティブ出してすっきり


私がネガティブだと思うことで、つらいおもいをたびたびするので、参加しました。
きいてもらうことで、すっきりしました。
同じ席の人以外、なかなかみなさんとお話しできなかったことが、残念です。
きららで視覚障害をもった友達ができました。

★遠いけど思い切って参加


私には遠い大阪へ、チャレンジでした。
久しぶりの人に会えて良かったです。
なかなか出会えない人と席が近かったらもっと良かったなあと思います。

★次回はポジティブにどんどん声をかける企画なんてどうかな!


ネガティブな話をするという企画がおもしろそうだったので、参加しました。
初めてお逢いする人と交流がもてたことと、参加者それぞれの悩みや大変さを聞けたことで、これからの自分は、どうしていくべきかを考えられました。
今回は、ネガティブな交流会でしたので、次回はポジティブなことを話す交流会も、いいと思います。
ネガティブ交流会では、ネガティブな話をだまって聞くことでしたが、ポジティブな話に意見を言い合うのも、おもしろいと思います。
今回もそうでしたけど、ネガティブな話をしていても、自分はもっと頑張ろうという前向きな気持ちにさせてくれるので、いつも勇気をいただいています。

★企画に魅かれて


「ひたすら聞き、思いを受け止める」内容に興味があった。
自分と同じように、みんながそれぞれに、ネガティブな気持ちも抱えていることがわかり、共感しあえたことで「頑張ろう」と思えた。
忘年会が、あわただしく感じ、すこし残念だった。
今回、いろいろなお仕事をされていた方とじっくりお話しでき、知らない分野のお話しも聞けて、視野が広がったように思う。

★人と情報につながることで


見えない、見えづらいことでの不便さや不安は、自分だけが抱えているものではないことを共有できた。
一人一人に時間が与えられ話をすることが出来たので、たまにはこういう形式もよいと思った。
今後に希望する企画は、生活の便利グッズや、工夫の紹介。
世代別、トピックス別、交流会、少人数編など。
きららにつながり、漠然とした不安や焦りが、情報を得ることで、なんとかなるかもと思えるようになった。
焦って先のことをしようとしていたが、現状でも工夫しだいで、まだなんとかなることが分かり、先への準備期間が延びてよかった。

★他にはないんじゃないの? これってきららだからこそ!


参加者全員が約3分で、今年のネガティブを語りました。
すべて受け止めて聴いてもらえる時間、仲間の声をしっかり聴く時間を体験しました。
ネガティブだけでなく、来年はどんな年にしたいかを1分で宣言し、ほんのりあったかい時間になりました。
フリータイムもたっぷりで、にぎやかにつながる交流ができました。
16マスに仕切られたお弁当を参加者が1マスずつ担当し説明しました。
食事シーンでは説明してもらうサポートを求めることも多いと思いますが、あえて、今回は自力で確かめ合うことにトライ。
見た目や箸先の感触、香り、自身の舌で判断し、解説しました。
開設タイムを経て、「いただきます!」。
仲間どうしで、解説を思い出しながらどうもちがう?とか、多分当たりとか、わいわい言いながら食べました。
見えなくても、見間違えてても、おもしろく食べられる体験となりました。
1日を通して、はじめまして、お久しぶり、常連さん、20代、30代、40代、同世代だけどちょっとちがう面々が、きららの時間で「なんかおもろい」と笑顔になる素敵な交流ができました。
今年のネガティブを出す交流なのに、こんなにあったかい気持ちになれるのはやはりきららマジックではないでしょうか。
一人一人の力が、きららマジックを呼んでいることを実感した1日でした。
当日のサポートを頂いた皆さん、ガイドさん、そして今年1年がんばりぬいたスタッフのみんな、イベント当日を主体的に盛り上げてくださった皆さん、本当にありがとうございました。