きららおしゃべり交流会 in 大阪



日時 7月18日(祝)10時〜12時
内容 「ぶっちゃけそれってどうなん?みんなに聴いてみたいこと」をテーマに、日頃の思いを出してみよう!
参加者 20名(プラスガイドさん4名)
ランチ会 24名(ガイドさん含む)

きららの会は、どんな企画も交流をメインにいろんなトライをしてきました。
今回は、企画丸ごと交流という企画です。
お久しぶり参加、発参加、見学、そしておなじみさんも、
いつものきららでは話し切れない、出し切れてない「それってどうなん?聞いてみたいこと」を出す時間でした。
自己紹介のテーマは「楽しいこと」、
皆さんが嬉しいと感じたことを「楽しいこと」として話されていたことがとても印象的でした。
自己紹介で40分経過、ホットな雰囲気でいよいよ「ぶっちゃけ」タイムスタートです。
見えにくい中でどうやって品物を選ぶか、
白杖が必要だけど持つことに抵抗のある状態や、持ちたいけど物理的に持てない状況での大変さ、
知ってさえいれば便利な情報、
サポートの声をもらった時の対応あれこれ、
レシートの確認、カード利用でのトラブル、
損害保険、生命保険についてなど、
「聞いてみたい声」に「伝えたい声」が熱くいったりきたりしました。
2時間は短すぎて、出しきれないまま、もっと話したい空気の中の閉会でした。
もっともっと分かち合える時間をきららで持っていきたい、熱気あふれる中ランチへGO!
きららでは初利用のフェスティバルプラザ内レストラン、
梅蘭の円卓を囲みながら関西では珍しい焼きそばを楽しみました。
おしゃべりもお料理もボリューム満点なひとときでした。

参加者の声



★自分以外の人のことも考えられる素敵なひととき

 お久しぶりや初めてお会いするきららメンバーとわいわい交流できて、めっちゃ楽しかったです。
みんなも日頃抱いているちょっとしたことが多く出て、2時間ではとても足りませんでした(笑)。
好みのケーキやパンをうまくチョイスするには?」とか、「テーマパークを上手に楽しむには?」・「
わかっている場合に手引きの援助を受ける?受けない時はどう断る?」などなど、色んな小さな疑問が出ました。私はテーマパークに関して、いくつかの視覚障害者が利用すると便利なサービスをお伝えしました。
知っているのと知らないのとでは違ってきますものね。
お互いにどうすればより楽に便利に生活できるか考えなが暮らしているのだなとしみじみ実感しました。
えらいぞ、みんな(笑)!
私達視覚障害者は、できないことはお願いすることが必要となります。
でも、なるべく自分の力で解決したいという思いはあるもの。
それには工夫したり努力することも大切だと改めて思いました。
だけど、そこには葛藤があって、折り合いがつきにくいものなのですよね。
また、こうして些細なことをみんなで気楽におしゃべりできる時間が持てると良いですね!
不自由さがあるからこそ、自分以外の人のことも考えられる素敵なひとときをありがとうございました。

★きらら初参加 本音が聴けてよかった

 いろいろな方の日常生活に関する本音を聞くことが出来たのが1番の収穫でした。
ちょっとした工夫で物事の見方が変わること、不便さの解消にも繋がることなど本当に勉強になりました。
ありがとうございました。

★話したい、聴きたい、伝えたいがあふれて

 今回やっと実現!、念願の日曜開催、大阪での交流会でした。
多数の皆様と「ぶちまける時間」を持つことができ、本当に良かったです。
きららは同世代交流をメインのテーマに据えて、15年活動してきました。
と書くと、何だか私がやってきたみたいに聴こえますが、そうではありません。
発足当初のメンバーから引き継いできた思い、スタイルです。
たまたまバトンを受け取っただけの私が、なぜこの「つながる、分かち合う、交流」
にこだわり続けているかという答えは、
18日のぶちまけ具合にすべて証明されていたと思います。
とにかく、話したい、知りたい、聴きたい、伝えたい・・・、みんな自分だけでなく
て、仲間への思いをいっぱい持ちながら、あの場にいたことを、じわじわ感じながら
、私は交流のひとときを過ごしました。
とにかくおしゃべりモンスター揃いですから、進行役の私としては珍獣使いになった気分で、
ボールをなげまくっておりました。
突然訳のわからんボールを受け取っても、かなり久しぶりでも、そんなことはおかまいなしのきららで、
「何かしら共有」できましたか?
珍獣なんて失礼な・・・と感じておられる方は、どうかきらら珍獣予備軍として、
今後のお心マル裸へのお誘い?に恐る恐る、ご参加ください。
気が付いたらあなたも珍獣です!、となれば、きっと居場所としてのきららを体感で
きると思います。
ここまで書いて、いったい18日は何があったんだ!と頭が痛くなっておられる方のために、
以下当日のリアルをお話します。
見えにくさゆえのお買い物や移動について、ディズニーランドやケーキ屋さんや、
暮らしの中のあれこれ、白杖を使うことに抵抗のある方、使いたいけど事情で使えない方、
車いす利用の方、いろんな「自分」のあり方の中から、参加者さんに
「これってどうしたらええのん?」がでました。
いい答えが出たかどうかは別にして、とにかく関西ならではの落ちがつきまくりで、
悩んでいることがあほらしくなった人もいるのではないでしょうか。
質問からは自分の工夫や情報をたっぷり返してくれた仲間もいて、
「へえ、そうなんだ」があれこれありましたね。
「そうか、やってみよう」とかなんて、声もちらほら。
見えにくさを伝えにくい状況の方も、数名おられて、かつての自分をふりかえりながらの話もありましたね。
ランチは横浜で有名な梅蘭の焼きそばやおいしい中華のあれこれを、
食べにくい、食べやすいなんてテーマも盛り込みながら交流できました。
日ラ情文からフェスティバルプラザはすぐそこ、それでも迷子になってしまうのも見えにくさゆえのこと、
スタッフとしてのミスもありました。
ごめんなさい。
今度はもっとがちがちのコンビネーションで動きますね。
だから、迷子になった方もなりそうな方も声を出しながら前後確認で進みましょう。
なにせ、みんな見えませんからね。
スタッフを助ける意味でも、やたらと大げさな前後確認と声掛けの御協力をお願いします。
ご見学の近畿大学職員さんも、すごく楽しんで下さったようです。
次回もお声かけし、何がどうだったら食べやすいなんて話を出していきましょう。
今回、欠席のご連絡を頂いた皆さんからは、参加したいけどたまたま無理、またぜひ
こういうおしゃべり交流会をやってほしいというメッセージを頂きました。
10月9日は、マッサージ交流会を企画しています。
ぜひぜひ、今度こそ「ぶちまけ」にきてくださいね。
ご一緒できることを楽しみにしております。

★みんなで共有、明日への元気に

 大人数だったので、なかなか全員とお話することができませんでしたが、
みなさんの楽しかったこと、よかったこと、日頃感じられているこれってどうしてるの?などを話して、
みなさんと共有することでいろいろなアドバイスをもらえました。
ときには笑いに変わったりして、みんなで共有することで明日への元気がもらえました。
その後のランチ交流会ではおいしい中華を食べながらみんなでわいわい交流をして、
おなかも心もいっぱいになり、充実した一日でした。
サポートしてくださったみなさん、ありがとうございました。

★きらら初見学 今後に活かしたい

先日は、交流会・ランチ会にご招待くださり、ありがとうございました。
交流会では、”見えない”度合いによって、異なる苦労を感じておられることや、
周りの人にサポートをお願いするときの工夫など、多くのことに気づかされました。
さらに、常に周りの人の状況・気持ち等に対して、細やかな気遣いをされておられ、
見習わなければいけないと感じる部分が多々ありました。
また、私は、これまで視覚障害を持つ方とお話しさせて頂く機会が無かったので、
適切なサポート・補助の仕方が分からず、至らぬ点もあったかと思います。
しかし、ヘルパーの方も含め、皆さまの自然体の姿を拝見させて頂き、
どういうところでサポートが必要なのか、
またどういったサポートが必要なのか、
まだまだほんの一部かとは思いますが、大変勉強させて頂きました。
さらには、皆さまのお声を聞き、
私自身、研究も含め、精進しなければいけないと感じました。
貴重な経験をさせて頂くことができました。
心より感謝申し上げます。
またお機会がございましたら、
参加させて頂けたら嬉しく存じます。
よろしくお願い致します。

★情報交換の大切さを再認識

募集開始直後からたくさんの申込みがあり、数年ぶりに参加された方もいて、約20名
の参加となりました。
自己紹介時に、最近の楽しかったこと、嬉しかったことを話していただきましたので
、和やかな雰囲気で会は始まりました。
楽しいこと、嬉しいことを入れた自己紹介にしようと提案をしておきながら、
みなさんのその話が新鮮でしたので、何を話そうか迷ってしまいました。
おしゃべり会では、好きなケーキやパンを買うにはどうするの?
レストランでメニューが見えないときどのように説明してもらうの?
慣れている場所で手引きの声がけがあったとき、サポートを受ける?受けないときはどう断るの?など、
日常生活におけるちょっとした疑問がでました。
その疑問について、参加者それぞれの思いや工夫、共感で話題はつきないまま、終了時間になりました。
見えない、見えにくいことでできないことは、サポートを受けることが必要となりますが、
自分で何とかしたいという気持ちがあります。
そのために、工夫や努力は必要ですが、当事者同士による情報交換が大切ということを再認識しました。
企画スタッフの皆さん、サポートしてくださったみなさん、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。